竹の子目
山陰地方では古くから、米子市内をはじめ伯耆町や日南町などの民家に、
「その家の子供がすくすく育つこと」「家が栄えること」そんな祈りが込められ、
竹の子目と呼ばれる床柱が採用されてきました。
その名前の由来は、丸い床柱の下部前面を畳寄せの面にそろえて平らに削ったときの
削り面が三角状になり、竹の子の形に似ているところからと言われています。
今では古い民家などでは見ることがありますが、
竹の子目のような床柱をつくるところはなくなりました。
大上建築では、お客様と打ち合わせを重ね、古くからのつくりを知ってもらい、
採用できるものは今の時代でもつくっていくよう心掛けています。
